物語文の出題パターンは次の5つに分類することができます。
1.細部表現の読み取り
2.心情・情景の読み取り
3.理由の説明部分の読み取り
4.人物評価の読み取り
5.空欄補充(接続詞等)
ごくまれに「この文章の続きを書け」といった問題や「あらすじにまとめよ」といった問題が 出題されますが、これらの問題も心情の読み取りができていれば解答出来ます。 また、空欄補充に関しては説明文と同じです。 |
細部表現の読み取りとは実は文章の読み取りとはあまり関係がありません。 いわゆる言葉の意味を問われている問題と考えていいと思います。
具体的にはこんな問題です。
例)
傍線部の(ア)「よそよそしい」、(イ)「吐きすてるように」、(ウ)「容赦なく」の意味として 適切なものを選びなさい。
文脈から意味を読み取るわけですが、言葉の意味さえ知っていれば答えられてしまう 問題なので「言葉の意味」の学習をすることが正解への近道です。 |
物語文において最も重要かつ頻出の問題です。
登場人物の心の変化を読み取る力が要求されます。
具体的にはこんな問題です。
例)
「もうやめた」とありますが、そのように言った達也君の気持ちとして最も適切なものを 次の中から選びなさい。
心情の変化をつかむためには心情描写を丹念に見つけていくことが大切です。 心情描写は直接的なものと間接的なものがあり、このうち間接的なものを読み取れるかが勝負の分かれ目となってきます。見つけ方は心情の変化をつかみとるで説明します。 |
理由の説明部分の読み取りとは、
「なぜそのような行動を取ったのか?」という理由を説明するといった問題です。
具体的には次のような問題です。
例) 「そんな縁起でもないことを言うもんじゃない」と母親が達也をしかった理由として 最も適切なものを次の中から選びなさい。
こういった問題は直前もしくは数行前にかならず何らかの出来事が描写されています。 この描写を正しく読み取れるかどうかが勝負の分かれ目です。
詳しくは大きな出来事に注目するで説明します。 |
人物評価の読み取りとは、登場人物の性格や行動を読み取る問題です。 具体的には次のような問題です。
例) 「とてもすまなそうな顔で、何回も何回もおじきをしていた」とあるが、この行動から分かる 斉藤さんの性格として最も適切なものを次の中から選びなさい。
こういった問題は文中に必ず性格や考え方を示すキーワードが書かれています。 このキーワードを見つけることができれば解答できるわけです。
キーワードの探し方については登場人物の性格を読み取るで説明します。 |