【国語の達人】中学受験の合否は国語で決まる!読解力を上げる勉強法

国語力を上げる3つの力

受験国語で点を取るためには、「言葉力」・「精読力」・「解答力」の3つの力が必要です。
この3つに優先度はなくどれが欠けても安定して国語で点を取ることができません。
ですから、日々の学習ではこの3つの力をバランスよく鍛えていくことが重要になります。

言葉力とはどれだけ多くの言葉を自分のものにしているかということです。
これは単に知っている語数が多いとか辞書的な意味を知っているということことではなく、
自分なりのイメージやニュアンスをつかみとっていることが重要です。

次に精読力ですが、これはどれだけ文章の内容が読み取れているかということです。
字面を追うのではなく、「筆者の言いたいことは何か?」・「この物語で伝えたいことは何か?」
という文章のテーマをしっかりとらえる力です。

最後の解答力とは設問の意図を読み取り問われていることに正確に答える力です。
受験国語では「なぜこの設問があるのか?」・「何を答えさせたいのか?」を考え 作問者が
意図をしていることをつかみとることが正解にたどりつくための近道です。

国語が苦手な原因あれこれ(あくまで一例です。)

【問題文編】

・設問に答えるために問題文を読む意識がない
 ⇒問題文があるからなんとなく読んでいるだけで設問に答えるために読む意識がない。
  「読んでいる」というよりは「眺めている」に近い。

・問題文は読んでいるが内容が分からない
 ⇒知らない言葉が多く、途中で分からなくなる。いわゆる語彙力不足。

・問題文は読んでいるが話の内容をとりちがえている
 ⇒主語・述語、指示語、接続詞など文法的なことで意味やつながりを取り違えているか
   もしくは勝手に文章をつくり書かれていないことまで想像してしまう。

・時間内に文章が読み終わらない、途中で読むのが嫌になる
 ⇒文章を読み慣れていない。これまで読んできた文章の絶対量が不足している。

・読むスピードが速すぎる
 ⇒斜め読み・読み飛ばしが多く読んでいるつもりで読めていない。
   読書が好きという子に多い。


【設問・解答編】

・設問で問われていることとは違うことを答える(選択式・記述式共通)
 ⇒問題を読んでいないか、自分流に設問を解釈してしまう。
   設問もしっかり読まなくてはいけないという意識がない。

・設問の意味(何が問われているか)が分からない(選択式・記述式共通)
 ⇒作問者の意図が分かっていない。もしくは設問の内容そのものが理解できていない。

・最初に消せるはずの選択肢を選ぶ(選択式問題)
 ⇒文章に書かれている言葉があると飛びついてしまったり、なんとなくで選んでいる。

・最後に残った二択で間違える(選択式問題)
 ⇒選択肢を本文(問題文)と照らし合わせることをせず、自分の感覚で選んでしまう。

・そもそも書く気がない(記述式問題)
 ⇒文章を書くことに慣れていない。
   少しでも間違うことを嫌う子にもこの傾向はあります。

・書きたいことはあるが上手く書けない、指定字数以内におさまらない(記述式問題)
 ⇒語彙力が不足のために言い換えができなかったり、自分の書きたいことをまとめられず
   適切な言葉がすぐに出てこない。

何が原因なのかをつきとめる

「国語が苦手だ」といっても原因は様々です。
単に「選択肢で間違える」や「記述が書けない」というのは○×によって判断しているだけで
もっと根本にある原因をさがす必要があります。

問題文が読めていないのに「解く練習」ばかりをしていてもあまり意味はありません。
また、文の構造や文法知識がないのであればそちらの学習が必要です。

結果(点数)を見るだけでは原因は分かりませんので、
お子さんが解いている姿を見て「解けない原因は何か?」ということをつきとめてください。

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