【国語の達人】中学受験の合否は国語で決まる!読解力を上げる勉強法

物語文の読解

ここでは物語文の読解について解説していきます。
物語文で何より重要なことは登場人物の心情をしっかりと読み取ることです。
心情とは「思っていること」や「考えていること」です。

物語文では心情の変化や心情が変化した理由を中心に読んでいくことが大切です。
簡単に言えば「いつ、だれが、なにを、どうした」を気にしながら読むということです。
それではどのようにして心情を把握すればよいかについて説明していきます。

物語文の特徴と読み方

物語文で重要なことは登場人物の心情を正確に読み取ること。
これさえできるようになれば物語文ですぐに点を取ることができるようになります。

言葉で書くのは簡単ですが、多くのお子さんが「心情を正確に読み取ること」ができません。
なぜかというと物語を読むのではなく勝手に話をつくってしまっているからです。

物語文の出題パターン

物語文で問われる設問のうち約7割が登場人物の心情についての設問です。
心情そのものを問われたりその心情になった理由やきっかけとなる出来事が問われます。
また、心情以外で問われるものとしては場面分けや情景描写といったものになります。

物語文では「誰に関することか?」「どの場面のことか?」に注意が必要です。
思い込みや想像で解答しないように人と場面に気をつけて答えるようにしてください。

登場人物の心情とその変化をつかみとる

物語文で最も重要なものが登場人物の心情です。
登場人物(特に主人公)の心情を読み取ることで物語の流れも理解しやすくなりますから
心情の読み取りと心情の変化さえできれば物語文はもらったも同然です。

登場人物の心情は文章中で直接表現される場合と間接的に表現される場合とがあります。
そして、間接的な心情を読み取ることが難しく物語文が苦手な子はここでひっかかります。
ですからここでは間接的な心情を中心に読み取り方を説明してきます。

登場人物の人物像(性格・外見)に気をつける

登場人物の人物像を読み取ることも物語文では大切になります。
というのもまったく同じ会話であってもそこで表現される心情は性格によって異なります。

例えば、「私はそんなことしてほしいとは頼んでいない」という会話があったとします。
発言した人が素直になれない人であれば「本当は感謝している」と読み取れますし、
一方で人に頼りたくないと思っている人であれば「不愉快」と読み取れることもあります。

場面の変化を読み取る

物語文で話の流れを正確に読み取るには場面を読み取ることが大切です。
場面とは「時間」、「場所」、「登場人物」、「できごと」から見分けることができます。
この場面をしっかりと読み取ることが場面の変化を読み取る第一歩です。

注目するべきことは「いつ」、「どこで」、「だれが」を表す言葉や表現です。
これらが文章中で出てきたらかならず囲んで後から確認できるようにしておいてください。

大きな出来事に注目する

物語文で最も重要なことは登場人物の心情とその変化です。
心情の変化は大きな出来事によって変化するためそこに注目して読むことが大切です。

基本的に物語文は[できごと]⇒[心情の変化]⇒[行動]のくり返しです。
ですからどのようなできごとが心情に変化を与えたのかをとらえることが重要にです。
物語文では心情とできごとはかならずつながっているということを覚えておいてください。

情景描写に気をつける

情景描写は特に細かく読み取る必要はありません。
細かいところまで分かるに越したことはありませんが初めからそう上手くはいきません。

情景描写の読み取りで大事なことはイメージでとらえることです。
例えば、その場面が「明るい」・「暗い」・「楽しい」「かなしい」など
大雑把なイメージでとらえることが読み取りの第一歩です。

物語文の内容が分からなくなったら

途中まではいい感じで内容が分かっていたのにいつの間にか話が分からなくなったり
前半部分に関する設問は解けたのに後半になると急に解けなくなることがあります。

このような場合、おそらくお子さんは「時間が足りなかった」ということでしょう。
しかし、実際には「時間が足りなかった」ことが原因ではないことの方が多いのです。
物語文の内容が途中から突如として分からなくなる原因は主に3つあります。

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