国語はこれで大丈夫!『国語の達人』

  塾では教えてくれない国語の成績を上げる勉強法・文章読解のコツ
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国語を得意にするために
 はじめに
 国語の勉強法とは?

語彙・文法解説
 漢字の覚え方
 語彙力の必要性
 品詞の種類と識別
 試験に出る敬語のパターン
 紛らわしい語を理解する

説明文読解のコツ
 説明文の特徴と読み方
 説明文の出題パターン
 重要語句を押さえる
 同意語と反意語に注意
 接続語を見極める
 指示語を把握する
 具体例を見つけ出す

物語文読解のコツ
 物語文の特徴と読み方
 物語文の出題パターン
 心情の変化をつかみとる
 大きな出来事に注目する
 登場人物の性格を読み取る
 時間軸のズレに気をつける
 同一人物の確定をする

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同一人物の確定をする

物語文では登場人物の心の動きや行動を把握することが何よりも重要になります。
そしてそのために重要なことが同一人物の確定です。

ひとつ確認しておかなくてはいけないこととして、
登場人物が毎回同じ名前で呼ばれるとは限らないということです。

人の呼び名というのは、話し手によって変わります。
例えば、ある物語の主人公は自分のことを「わたし」といいます。
しかし、主人公の父親からは「達也」と呼ばれますし、母親からは「たっちゃん」と呼ばれるというケースです。呼び方は違えどもすべて同じ人物を指しています。

呼びかける人の立場によって人称が変わってきます。
簡単な文章であればいいのですが、複雑になると結構戸惑います。

例えば、こんな文章だとどうでしょう。
ある学校で先生同士が会話をしているとします。

「うちのクラスの生徒はぜんぜん話を聞かない。
 でも先生のクラスの生徒たちは授業態度もよくうらやましいです。」

「いや、そんなことないです。私の話なんか全然聞きません。
 先生先生とも思っていない。こんど先生からもうちのクラスの生徒にがつんと
 言ってやってください。」

「しかし、先生という職業も大変ですよね。ところでなぜ先生は教師になったのですか?」


どうですか?先生のオンパレードです。(笑)うまく見分けられたでしょうか?
まあここまで極端なのはないとしてもこれに近いケースのものはたまに見かけます。

いくら心情を表す表現を見つけることができても、
「誰の心情なのか」が分からなくては意味がありません。

かならす異なる人称や呼び名がでてきたらチェックするようにしてください。
そして同じ人物を指すときには矢印なり二重線なりでつないでおくようにしてください。

意外にこの「同一人物を確定する」作業が苦手なお子さんは多いです。
物語文で途中まではいい感じで読んでいたのに突如おかしくなるお子さんの場合は
この同一人物の確定がおかしくなってしまうことが多いのです。

長い物語文が苦手だというお子さんをお持ちの方は
ぜひこの同一人物を確定するトレーニングをさせるようにしてください。



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