物語文を読んでいく上で一番重要なことがこの登場人物の心情の変化を追うことです。 これをすることで物語のテーマが見えてきます。
つまりは心情の読解こそが物語文の読解のゴールという事が言えるのでしょう。
心情を理解するには心情語を見つけるという事がテキスト等ではよく言われていますが、 実際のところあまり直接的な心情語は出てきません。
多くは間接的に心情を表しているものが多いのが実態です。
しかし、直接的なものもないわけではないのでこの両方を説明していきたいと思います。 |
- 文末表現に注目する
主人公がどう思っているのか?どう考えているのか?ということが直接地の文に 書かれているケースです。
例)- 「〜と思う」
- 「〜と考える」
- 「〜と感じる」
- 「〜とだろう」
- 「〜としたい」
上記のような文末表現は登場人物の心情を表しているので、しっかりとチェックして おきたい場所です。
- 気持ちをじかに表す言葉
はっきりと気持ちが書かれているので分かりやすいと思います。
例)- 「〜と思う」
- 「〜喜んだ」
- 「〜うれしい」
- 「〜たのしい」」
- 「〜怒った」
登場人物が主語の文の形容詞や動詞をチェックすることが肝心です!
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- 登場人物の言葉から読み取る
主人公が発した言葉から心情を読み取ることができます。
例)- 「やった!」⇒よろこび
- 「嘘だろ」⇒おどろき
- 「どうしたらいいのだろうか」⇒不安・とまどい
自分がその言葉を使うときにどんな気持ちかを考えると分かりやすいです。
- 登場人物の表情・態度・様子から読み取る
外見を描写することで内面を表現する場合
例)- 「目をつりあげる」⇒怒っている
- 「重い足取り」⇒気が進まない様子
- 「〜血の気が引く」⇒恐怖を感じる
慣用句が多く使われますのでそちらの学習も必要です。
- 登場人物の行動から読み取る
行動を描写することで登場人物の心理状態を描く場合がこれにあたります。
例)食べることも忘れかれは研究に没頭した
⇒主人公がどうしても発見したいという必死な思い
- 情景描写から読み取る
天気や色といったもので登場人物の心を表すことがあります。
例)雲ひとつなかった空が急に暗くなり今にも雨が降ってきそうだ
⇒主人公の心に不安が出てきて何か良くないことがあるのではないかと予感させる
ここまでが心理描写を読み取るためのヒントとなる部分の説明です。 文章を読むときにここに注目していけば心理描写に関する問題に解答することができます。
次は理由説明問題を解くのに重要な「大きな出来事に注目する」ということについて ご説明します。 |